前ブログ(船の時代)を書いてたら、思い出した事があったので・・
引き続き船の時代その2♬
父の生前の話だから・・・15年以上前になる、いや〜、もっと前かなぁ〜??
島へ戻る船の中、たまたま父も同じ船に乗ってきた。
私が、呼びかけようとした時、入り口のそばにいた女性が「社長、久しぶりだね〜♪」と、父に声をかけてきたので、私は呼びかけるのをやめ、そのまま様子を見ていた。。
その女性のそばには小学校低学年くらいかな?と思われる男の子がいて、父がその子を見て「オ〜ッ、大きくなったね〜!」と言いながらその子の頭を撫でた。
その男の子は、父の事を知ってるのか、知らないのかわからないけど、父を見上げ「おじい!ゾウカンモ〜?」(調子はどう?的な・・笑)と訊いてきた( ゚д゚)
私は思わず吹き出しそうになった・・( ̄。 ̄♪)
その方言は、今はもう、年配の方達の間でしか交わされない挨拶だからだ。。
よもや、小学生が使うとは( ´θ`)!かなりの強者だ(笑)
父はその言葉が、嬉しかったのか?おかしかったのか?娘の私でさえ見たことないような笑顔をその子に向けて「ウグッ、マイフガガイ!」(あら!とてもお利口さんだね)
と言い、ポケットから札を取り出し、数枚の札の中から千円札を一枚抜いてその子に差し出した!
(父は財布を持たない人で、ズボンの右ポケットに札、左ポケットに小銭を入れて持ち歩いていた)
ま、日常茶飯事とは言えないにしても、珍しくはない・・(*´Д`*)
父だけではなく、その年代の方達は(今では80歳代くらい)よく子供達にお金をあげたがる・・親しくしてる人の、孫や子供がいれば「ウリ、ウリ」(ほら、もらって!)と言ってあげる(笑)
はたしてその行いは、善いのか?善くないのか・・(ー ー;)?
母親は躊躇してたけど、子供がすごく喜んでいたので受け取ったみたいだ。
それから、父は私には気づかずに下の客室へと降りて行った。。
その後、その子が「おかあ、バン(僕)あそこに座ってる、〇〇やー(屋号)のおじいにも挨拶してくるかい〜?」と言ってる声が聞こえた∑(゚Д゚)
多分、言ってみたはず・・(笑)
が、「あんたはプリムニ!💢か?」(お前アホか!)と、母親に叱られていた(笑)
その子はきっと、近所のおじい、おばあ達に可愛がられ育てられてる子なんだろうね〜〜♡